Human-in-the-Loop:責任の所在と対応フロー
AIMOaaS™では、検知と定型チェックは自動化し、重要な判断は専門家が確認・承認します。ここではインシデント時の対応フロー、承認プロセス、責任の所在を説明します。
Human-in-the-Loopとは
Human-in-the-Loop(HITL)とは、高リスクなAI利用の遮断、インシデントのエスカレーション、ポリシー変更といった「重要な判断」を、訓練されたアナリストがレビューし承認する仕組みです。検知とアラートは自動化できますが、「誰がいつ何を承認したか」は人が記録し、責任を持ちます。
インシデント時の対応フロー
システムがリスク(機密データのアップロード、異常なAPI利用など)を検知した場合の流れは以下のとおりです。
- 検知・アラート — エンジンがイベントを検知し、コントロールタワーにアラートを生成します。
- アナリストによる確認 — アナリストが文脈・重大度・ポリシーを評価し、遮断・エスカレーション・許可(例:誤検知)のいずれかを判断します。
- 実行・ログ — 選択したアクション(遮断、通知など)を実行し、日時と担当者を記録して監査証跡を残します。
- フォローアップ — 必要に応じて、御社の窓口へ報告し、是正措置を支援します。
承認プロセス
部門単位のAI利用遮断やリスク区分の変更など、重要なアクションはアナリストの明示的な承認を必要とします。人の確認なしに自動で適用することはありません。承認フローとエスカレーション経路は、ガバナンス設計(Tier 2)時に御社と合意し、運用手順に反映しています。
責任の所在
AIMOaaS™は、御社の「AI管理機能」をアウトソースする形で運用します。監視・レビュー・対応の実行について、契約範囲内の責任は当社が負います。AIガバナンスの方針や戦略的な意思決定の責任は御社にあり、当社は運用レイヤーと証拠(ログ・レポート)を提供し、監査・規制当局への説明責任を果たしやすくします。